きょうは「カープ本検定」の2回目。
黒田博樹投手の「電撃カープ復帰」の余震は、まだつづいています。
そこで彼の著作から。
問題2:
黒田博樹投手の第2作「クオリティピッチング」は、「投手はマウンドで何を考えているのか?」をわかりやすく解説するために、メジャー時代のある試合に例をとって全投球を1球ごとに解説したものです。
その試合とは、下のどのゲームでしょうか。
①2008年4月4日のメジャーデビュー戦(対サンディエゴ・パドレス)
②2009年4月6日の初めて開幕投手をつとめた試合(対サンディエゴ・パドレス)
③2010年5月2日のメジャー通算20勝目の試合(対ピッツバーグ・パイレーツ)
④2012年7月23日、ヤンキース時代のシアトル・マリナーズ戦
答えは④番です。
そうです、この試合こそイチロー選手がマリナーズからヤンキースに電撃移籍してきて最初にピンストライプのユニフォームでグラウンドに立った記念のゲームでした。
どうしてこの試合を例にとったのか。
そのことについて本の中で黒田投手は、とくに語ってはいません。
イチロー選手の移籍第1戦にマウンドにいたことは、黒田投手にとっても印象深かったということはあったでしょう。
それで一球ごとの記憶の鮮度がよかったのかもしれません。
でも彼の性格からすれば、マリナーズから移籍していきなり前チームと対戦することになったイチロー選手の「特別な試合」を、こういうかたちで記録してあげたかったのたもしれません。
出題者としては、こちらをとりたいですね。
なんといっても「男気」の男ですから。