カープの奥さま
月刊ホームラン編集部
ザ メディアジョン
2011-04-05


きょうもカープは1点差ゲームをものにして、「もしかして優勝?」なんて希望をカープファンに持たせてくれました。

野村投手はキラに足を引っ張られながらも好投し、みずからタイムリーヒットを放つ大活躍。

戸田投手はご愛嬌でしたが、「ふたりでひとり」の中田投手と中崎投手の中々コンビがともに3者凡退にきってとって流れを渡さないいい仕事をしましたし、きょうは本気で投げたらしいミコライオは危げなくぴしゃりと最後をしめました。

野手もきょうはきっちりチャンスをものにしましたね。

松山キラが連続安打でつくったチャンスに、好調あるあるの菊池選手はいつものように簡単そうにヒットを打ってましたし、丸選手にもタイムリーが出て、この回一挙に4得点。勝負を決めてしまいました。

そんな彼らがハツラツとグラウンドで活躍している姿をみながら、ふっとある選手たちの顔が浮かんできました。

廣瀬選手とか、栗原選手とか、篠田投手とか…の顔です。
そうです、冒頭に紹介した「カープの奥さん」に掲載されていた奥さんたちの旦那さんたちです。

同書には下記の9人のカープの奥さんたち(カッコ内が旦那さん)が登場されていて、彼女たちの話から、その旦那さんである選手たちを応援したくなったというファンも少なくないことでしょう。

 小松 操 (小松 剛)
 篠田智子 (篠田純平)
 赤松寛子 (赤松真人 )
 木村あずさ(木村昇吾 )
 廣瀬桃子 (廣瀬 純 )
 栗原聖良 (栗原健太)
 倉 美幸 (倉 義和)
 高橋陽子 (高橋 建)
 佐々岡優子(佐々岡真司) 敬称略

すでに引退している高橋、佐々岡の両氏はさておき、あとの7選手、だれひとりとして、きょうのグラウンドには立っていなかったんですね。

これがプロ野球の厳しさなんでしょうが、奥さんたちの気持ちをおもうと複雑な心境にならざるを得ません。

「運は努力したものに訪れる 」でしたか、そんなことばが中に出てきたと記憶します。
みんな惜しみなく努力はしていることでしょう。

そんな彼らに、ふたたび女神が微笑みますように。

がんばれ奥さんたちの旦那さんたち!