北海道日本ハムファイターズの大谷翔平投手、いや大谷外野手がプロ野球史上初めてシーズン10本塁打、10勝を達成しました。

おめでとうございます。

さっそく記念Tシャツを発売しようと企画会議を開きましたが、グッズの販売ばかりにリキ入れてたら見識を疑われそうなので、今回は遠慮しようということになりました。

期待されていた方には、もうしわけありません。

しかし、すごいですね。
かのベーブ・ルースがレッド・ソックス時代でしょうか、シーズン13勝、11本塁打を記録しているそうですが、いまよりずっとルーズな時代でもこれが記録というのですから大谷投手、いや大谷外野手の潜在能力には驚くほかはありません。

わが国にも過去には両刀使いの選手が何人かいたようです。
関根潤三さんなんかもそうですね。

プロ野球が2リーグに分立して、近鉄がパールズという球団を持ったとき、監督に就任した恩師の藤田正三に誘われてプロ入り。
すぐにエースとなって8年間を両刀選手として活躍しています。

プロ野球ニュースで、好々爺然とキャスターをつとめている姿からは想像がつきませんね。

投手としての通算成績は65勝94敗。打者としては16シーズンで打率・279、打点424、本塁打3の記録を残しています。

このパールズがバファローズになってから入団した永淵洋三選手。首位打者も獲得した好打者でしたが、彼も1年だけ両刀しています。

通算記録は1敗。投手の台所事情かなにかで、「投げさせられた」とか本人はいっていたように記憶してますが。

余談ですが、じつは投手永淵さんと対戦したことがあります。もちろん草野球ですが。
小柄なサウスポー。すでにご高齢でしたから、それほどの球威もありません。

これはいただき、と外角から中に入ってきたスライダーを打ちにいったらどうでしょう、曲がったボールがホームプレート上でもう一度グイっと曲がって空振りのストラックアウト。
元プロのすごさを見せつけられました。

まあ草野球のヘボ選手はさておき、ベーブ・ルースに匹敵する記録をものにした大谷選手。これからどこまでの選手になるのか、期待はふくらむばかりです。