「カープ野村謙二郎監督が辞任」。
報道によっては「突然の」とうたっているところもあるようですが、どうやら規定路線だったようです。
例年であればシーズンの途中で、「続投? 当然だろ!」のひとことで監督問題を片付けてきた某オーナーから“神の声”が聞こえてこなかったので、「今年はもしや?」と予想していたファンも意外にいたのではないでしょうか。
そのオーナーいわく、
「去年もくたくただったのを無理やりやれと言った」と。
つまり、もう精魂尽き果てて去年の時点で辞意を表明していた野村監督に無理強いして続投させたということのようです。
その楽屋話を番記者に得々と語って聞かせているところが、らしいといえばらしい。
この身勝手さ、傲慢ぶりはもう広島では無敵みたいですね。
「まあ、いう方もいう方なら、そこまでいわれて、はいわかりましたって従順に承っちゃう方も承っちゃう方だけどよ」と、風呂屋のおやじさんはあきれておりました。
最近のカープの監督に骨のある人材が乏しいのが不思議でしかたがなかったのですが、どうやらこのへんに原因がありそうですね。
「お前、監督やってみーや」
こんな口調で偉そうに話を向けられたら、ちょっと骨がある人間なら「ざけんじゃねーよ」と、たいがい断りますって。
後任についてはまだ白紙だそうで、某オーナーは「チームは日本一を目指して戦っている最中であり、人選は全ての戦いが終わってからになる」と、また独断専行ぶりをあらわにしているようですが…
「だったら全てが終わってから(辞任を)発表しろよ!」
と、風呂屋でおやじさんが叫んでおりました。